| ■Yagimai Wonderland!!/八木田麻衣スケジュール 八木田麻衣 「テレビ朝日サマーキャンプ'96」 ライブ・イベント
 1996年8月6日(火) 八景島シーパラダイス
 
 8月6日は、麻衣ちゃんが「テレ朝サマーキャンプ」のイベントでスペシャル・ライブを行うとのことで、はるばる八景島はシーパラダイスまで行って麻衣りました。
 
 八景島シーパラダイスは、京急金沢八景駅からシーサイドラインで7分。八景島駅下車すぐ、金沢八景の海に浮かぶ「恋する遊び島」だそうです(爆)。
 
 八景島駅到着は14時40分。
 改札を抜けて左手に進むと、シーパラダイスへと続く長い橋。
 うー、海くさぁ(じつは海嫌い)。
 でも麻衣ちゃんのためだったら平気!(←バカ^^;)
 
 橋を渡るとシーパラダイスの正面玄関。すぐそこにあるイベントの案内を見ると、おー、あるじゃん。あるじゃん。指をくわえた麻衣ちゃんの写真。
 「イベント広場特設ステージ 19:00〜20:00 八木田麻衣(TPD)」。
 TPD?(笑)
 
 とりあえず、こんなところ一人で来たって全然おもしろくないから(笑)、しかたがないので、まだ4時間前だがイベント広場に直行することにする。
 暑い。
 こんなきりっと晴れた夏の日に、屋外での待ちは厳しそうだ。
 
 イベント広場到着は15時前。
 ステージ上は、いまや機材のセッティングの真最中。
 ステージの脇には、おそらく楽屋となるであろう白いテントが仮設されているが、うーん、屋外なだけあって入りのルートが予想もつかん。
 
 リハの時間を考えると、麻衣ちゃんの入りは16時ごろか。
 広場を見渡す丘の木陰に、日焼けを気にして(笑)隠れるぼく。
 ここでひたすら麻衣ちゃんの到着に目を光らせることになる。
 あー、広場の向こうに海が見えるよー。
 なんかはるばる来たって感じ(笑)。
 
 暑い。
 まわりを見回すと、そこにいるのはアベックや親子連ればかり。
 一人者は自分しかいないではないか。
 なにやってんのー、て感じのアベックの視線。
 麻衣ちゃんを待っているのだよ(笑)。
 
 16時15分前。
 ぼくがいるのと反対側から広場を横切って、楽器をかかえた人間が数人、テントの中へ入っていくのを目撃。
 バンドメンバーだな。
 とすると麻衣ちゃんも…。
 直後。
 麻衣ちゃん登場。
 ぼくとの距離約100メートル。
 なすすべもない(笑)。
 
 ステージ上はセッティングの最終段階。
 しょうがない。リハ中に客席(=人工芝)からでも手を振るか。
 気づかれるようにと、以前麻衣ちゃんからもらったGUESSの帽子を鞄から取り出すぼく。
 リハの邪魔になりそうなところまで(笑)、広場の中へずずずっと前進する。
 
 16時ちょっと過ぎ、準備が整い麻衣ちゃんほかバンドメンバー登場。
 麻衣ちゃんのこの日のファッションは、アリーナのビデオの1分11秒あたりを見てもらえば一目瞭然。下はブラックジーンズ。
 髪は後ろでまとめつつ、なぜか黒ぶち眼鏡をかけておる(笑)。
 
 まずモニターのチェックからはじめるバンドメンバー。
 ステージから下りて、マネージャーと一緒に客席中央後方のPA席へ向かう麻衣ちゃん。
 もう一歩前進しつつ、客席右翼最前あたりで様子を見るぼく。
 みわたす限りの広場に関係者外はぼく一人。えらく目立つ(笑)。
 
 PA席のあたりでマネージャーほかスタッフと立ち話をする麻衣ちゃん。
 うーん。一人になってくれないかな(笑)。
 
 しばらく後、マネージャーが麻衣ちゃんに何か促す。
 スタッフを残して、一人きりで歩き出す麻衣ちゃん。
 チャンス!(笑)
 客席を、後方からステージに向かってまっすぐ縦に進んでくる。
 同じく客席を右翼から左翼へ、まっすぐ横に歩き出すぼく(爆)。
 このままいけば、ステージ前で90度の角度でぶつかるという計算(笑)。
 
 ステージまで10メートル、何を思ったか走り出す麻衣ちゃん(笑)。
 同じくあわてて走り出すぼく(笑)。
 ちらっと横目でマネージャーの姿をかすめると、なんと、こっちを見て笑ってやがる!
 照れ隠しに手を振るぼく(笑)。
 いかんいかん。こんなことはしておれん。
 すごい呼び止め方だ(笑)。
 ちょっと惰性で走ってから、知ってたよって感じに振り向く麻衣ちゃん。
 ちょっと距離をつめたうえで、立ち止まるぼく。
 またちょっと逃げる麻衣ちゃん(笑)。
  
  て言ったかどうかはさだかではない。
 記憶が大胆に飛んでいる(笑)。
 手に持ったGUESSの帽子に話をふるぼく。
  
  なんか唐突な会話だが、微妙に通じているところがうれしい。
 自然な笑顔をつくったまま、またすぐに逃げようとする麻衣ちゃん(笑)。
  
  引き止めるぼく(笑)。半身の体勢で立ち止まる麻衣ちゃん。
 つぶらな目でぼくの顔をじっと見る。
  
  目を見あわせる麻衣ちゃんとぼく。
  
  
  これぞ「ああうん」の呼吸(笑)。
 お互いなんとなく納得顔。
 二人で一緒にうなずいて、また二人一緒に別々の角度に歩き出す。
 うーん(笑)。
 
 リハ開始。
 『八木田麻衣の”劇的恋愛のススメ”』『夏のお嬢さん』あたりをさらっと流して演奏する。
 歌ってる麻衣ちゃんが、ちょくちょくはっきりと顔を向けてこっちを見てくれる(と思いたい)のがうれしい。
 思わずリハでPPPHをやるバカ(笑)。
 
 17時前にリハ終了。
 ぼくは客席の最前中央にはりついて、ひたすら開演を待つことになる。
 広い芝生に観客は、いまだぼくただ一人(笑)。
 
 18時前になるとライブ前に行われるビンゴ大会を目当てに、親子連れが続々と広場に集まってくる。
 最前センターにどっかりと腰を下ろすぼく。
 我を囲むは小学生ばかりなり(笑)。
 想像してくれ。すっげーはずかしい(笑)。
 
 協賛企業PRのあと、お待ちかねのビンゴ大会。
 が、ぼくはビンゴの紙(なんて言うんだ?)を持っていないため参加できず。
 それをもらうには、協賛企業のブースをまわってスタンプを押してもらわなければいけないのだ。
 
   
  
  | 商品: | 麻衣ちゃんサイン色紙(2名) |  
  |  | 麻衣ちゃんサイン入りTシャツ(テレ朝のもの) |  ちょーくやしい(笑)。
  サイン色紙には一言、「海に行きたいです。」
 そういえば、今日麻衣ちゃんがファンレターを受け取っているとすれば、そのオープニングは、
 「もう今年は、海なんか行ってるひまないかもしれないね。」
 だったことを思い出し、おっ、波長が合ってんじゃんとか、またしてもうれしくなるぼく(笑)。
 
 結局これら商品は小学生の手に(ってそれしかいないから)。
 ぼくはここで経済力にものを言わせることも考えたが、彼ら小学生が将来の麻衣ちゃんファンになることを期待して控える。
 だいじょーぶかな(笑)。
 
 ビンゴ大会終了とともに、親子連れはほとんど退散し、かわりに多数の麻衣ちゃん目当ての観客がステージ前につめかける。
 なんか、カメコが多いなあ。
 
 19時10分。
 日がとっぷりと西の空に沈んだころ、お目当ての麻衣ちゃんが登場。
 あいかわらずかわいい麻衣ちゃん、今日の衣装は、って覚えてないのよ(笑)。
 いつも麻衣ちゃんの顔しか見ないので、衣装のことは飛んでることが多い。
 おそらくまた、上が黄、下が青のコーディネートだったに違いないが、おそらくジャケ写ともロックローリーとも違ったものであったのだろう。
 胸が…などと気になっていたので、わりとセクシー系だったのかもしれん。
 髪型は、昔のゆりゆりみたいな感じ(て何だ?)。
 
 オープニングは、『逢いたい人の名を』。
 またか、とか思う(笑)。
 だが最近声がわりした麻衣ちゃんが歌っているのを聴くと、また違った感じがしておもしろい。
 帽子を振り上げて声援を送るぼく(笑)。
 まわりが全然おとなしいので、ひどくはずかしい。
 でも麻衣ちゃんのためだったら平気!(←バカ^^;)
 
 2曲目以降、新曲なのかカヴァーなのか知らない曲が続くが、麻衣ちゃんのコロコロとした歯切れのよいボーカルに、はじめての曲でも自然と体が動いてしまう。
 やっぱり麻衣ちゃんは実力者だなー、などと感心する。
 
 中盤、『もしも晴れたら』のあと『キスと流星』。
 これが泣けた。
 本当に、詩にあるのと同じようなスパンコール(でもないが)の夜空、真夏の予感。そして今、きれいに成長した麻衣ちゃんが目の前にいる。
 まさにこの夜のためにあるような曲。
 この曲だけは、感動してしまって声援も送れなかったなあ。
 
 MCで、「野外ライブをやる夢がかなった」と麻衣ちゃん。
 こんな素晴らしい空間を麻衣ちゃんと共有できて幸せです。
 
 それからまた知らん曲(笑)。
 そして『八木田麻衣の”劇的恋愛のススメ”』。
 「はずむショートカット」の部分は、歌詞にもはや無理がある(笑)。
 それから『夏のお嬢さん』。
 もちろんPPPHは、やる(笑)。
 でも自分だけ(笑)。
 で、アンコールが『恋のトレモロマジックダーリン』。
 ここまで全13曲かな。
 麻衣ちゃんもめちゃくちゃかわいかったし、なかなか見ごたえのあるライブだったな。
 うーん。ぼくが今までに見たライブの中では、ひょっとしていちばんだったかも(単に麻衣ちゃん派だからという噂もある)。
 なんか26日のライブのネタばらしのようで、ちょっと楽しみがなくなった気もするが、まあまた入り待ちでもしつつ(笑)、次回に備えようと思う。
 協力してちょ!
 
 控えめな性格が災いしてか、なかなかそのよさを理解してもらえない麻衣ちゃんではあるが(笑)、しかしボーカルの安定感や、キュートなパフォーマンス、それにあいかわらずのMCは(笑)、ひとたびはまれば抜け出せない恋の媚薬と言えるだろう(意味不明)。
 TPD時代の古い曲をやらなかったのは、これはほかの卒業メンバーと共通した傾向であるな。
 まあ今の麻衣ちゃんが『青空のハイウェイ』とかやっても、ちょっと違うなって感じではあるが(笑)。
 でもまあ、あれだけ知らない曲でもファンのハートをつかんではなさないというところが、やはり彼女の実力か。それともぼくが深く入りすぎているだけか(笑)。
 
 開演前にラヴ・ロマンスもあったことだし(笑)、今日のイベントは、なんかすごくよかったなあ。
 これを見逃した人は、まあご愁傷さまとしか言いようがない。
 こんな素晴らしいステージを、無料(ただ)で見ることができたんだからね。
 あ、電車賃か(往復2340円)。
 
 やっぱ麻衣ちゃん、本当に素晴らしい人だわ。
 とりあえず、ファンレターも今年90通になったことだし、と。
 この先60年は麻衣ちゃんにつきまとうことを宣言するぼくであった(笑)。
 がんばろー。
 
 その後、出待ちを失敗しつつ現在に至る(笑)。
 
 
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