「はじめて来たよー。南青山MANDALA。」
  地下鉄外苑前駅から歩いて、会場の南青山MANDALA到着は19時20分ごろ。
  
場内に入るなり誰かから「まいの!」と声をかけられるが、あんま気にせずに(^^;)奥へと向かう。
  
T字型をした場内は、その交点のあたりにステージが、残りの部分に全着席で客席が詰め込まれ、テーブルなども置かれていて足の踏み場もない。
  
客席最後部まで行ってようやく空席を見つけるまいの。すぐにチケットを持っていないはずのあるごさんも到着、驚かされる(^^;。
  
まわりの席の人が頼んだビーフカレーの値段などに目を丸くしているうち(^^;)、20時を過ぎて開演。
  
まずは、バンドメンバーを従えてステージに登場する米光。
  
  
  それからバンドが準備をする間、ぼそぼそと何やら寒いことを喋りだす米光(^^;。
  
「喋りかたも大人の雰囲気で」とか言ってたっけ? よくわからん。
  
バンドメンバーの紹介があって、どこかよそよそしい雰囲気の中1曲目。
  
  って曲紹介ないと、タイトルわからないんだよ(^^;)>をれ。
  今日の米光バンドは、ドラム、ベース、ギター、キーボードにパーカッションを加えた5人編成。
  
まずはアコピをメインに、以下アコギ、ウッドベースという落ち着いたバッキングに米光のクールなボーカルが映える。
  
米光の衣装は、遠目に黒っぽいノースリーブのワンピース。
  
太った?(^^;)>米光 何気にムチムチした二の腕が、照明の中で白くうごめいている感じダ(←見た人は納得しそうな表現)。
  
  
  
  | 米光: | あらためまして、こんばんは。米光美保です。 | 
  
  
  挨拶は基本。しっかりやろうよ!(笑)
  それから、こんどはアコギをメインに据えて『隣にいてくれるだけで』。
  
やっぱり米光のボーカルは、以前に比べてラフになった感じがするなあ。
  
2年前とかのほうがある意味「完璧」だったんだけど、最近は米光自身が意識してライブ向きの唄い方をしているような気がする。
  
それからまたMC。
  
今日はほとんど1曲ごとにMCがはさまれる感じ。それぞれのMCも長いし、まあ「ディナーショウ」的に考えればこんなものなんだろうか。
  
  間があくと、いちいちマサト(Ds)に助けを求める米光(^^;。
  
これが何だか気になった。米光美保のライブだろ!とかも思うし、ネタないなら歌聴かせろよ!(^^;)とも思うから。
  ベースとギターがエレキに持ち替えて、『Place In The Heart』。
  
米光バンドの演奏は、ふだんのステージに比べてこざっぱりとまとまった印象かな?
  
内輪的な会場の雰囲気のせいか、米光のボーカルも実にリラックスした感じ。
  
まぁ裏を返せば「緊張感がない」だから、そのあたり見方によってはどう評価もできるのであるが。
  
『絵葉書』と続いて、MC。
  
「会場がこういう狭いところだから、いつもと違うことをやってみようと思った」という米光。
  
ということで、スティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲。
  
  そう聞こえた(『Sir Duke』)。
  英語がわからないわりに、英語詞のボーカルには定評がある米光(笑)。
  
1音に1文字の日本語より、1音節を入れられる英語のほうが、米光の表現力を活かせるっていうことなのかもしれない。
  
それからさらに、スティーヴィー・ワンダーのカヴァーが2曲続く(←タイトル知らん)。
  
そして、例のMCのコーナー(^^;。
  
はじめは楽器関係のトラブルから間があいたのだが、それがいつのまにか「山下政人トークライブ」に突入してしまう(笑)。
  
いろいろ(^^;)、話すマサト。
  
  って言わないの?って感じでまいのの方を見るあるご(^^;。うーむ。
  
マサトもさすがに悪いと思ったのか、「ニューヨークはどうでした?」などと米光に話を振ってみる。
  
  
  | 米光: | ニューヨークで、すごいトイレに行きたくなって、でも英語がわからなくて。 | 
  
  「トイレット・プリーズ?」と聞いてしまったらしい(^^;。
  マサトの話もおもしろいし、米光も寒くて好きなんだけど、あんまライブがこればっかになっちゃうのもね。
  
『涙の虹』から『地球の上で』。
  
このへんからはもう、いつものライブと同じような雰囲気。
  
「バラード中心に」という話だったから、もうちょっと思い切った曲構成できてもおもしろいとは思ったんだけど。
  
『BE THE MAN』。
  
サビの「ピザまんどうぞ」にあわせて、ピザまんを包んで差し出す仕草をするあるご(笑)。
  
「レディジェネダンス」に続き、ライブで浸透させようと目論む(^^;。
  
  
  
  言うのね(^^;)、そういうことは。
  
  『No More Blue Christmas'』。
  
前日はリハのあと、朝5時まで新宿で飲んでいたという米光。
  
とてもそんなことは感じさせない伸びのあるボーカルで、最後をしっとりとまとめてくれた(←嫌味)。
  
  
  
アンコールではまず、米光が一人でステージに登場、いちばん下手のピアノの前に着席する。
  
  
  
  よし!(何だ?^^;)
  弾き語りによる『ひとりじゃないのよ』。
  
米光の弾き語りもこれで何度か目なのだが、アコピによる演奏はたぶんはじめて。
  
いつものローズ系に比べて誤魔化しがきかない分集中力があって、音の揺らぎの中に米光の顔が見える感じ。
  
でもけっこう聴いてて緊張してしまうのは、決してオレだけではないはずだ(笑)。
  
  
  
  | 米光: | それでは、素晴らしいバンドのメンバーを紹介します。 | 
  
  ひとりずつ名前を呼ばれて、バンドのメンバーがステージに登場。
  
席から伸び上がって、パーカッションのお姉さんの顔をチェックしようとするあるご(笑)。
  
  
  そしてアンコールラストは、再び洋楽のカヴァーで『La La(Means I Love You)』。
  
「La La...」のところで客席にマイクを差し出して最前の客に唄わせようとする米光であるが、なんか照れて唄おうとしない米光ファン。
  
だめだなぁ、こういうところでいきなり『予感』とか唄いださないと(笑)。
  
適当に盛り上がってエンディング。
  
それから手を振って、客席の真ん中をかき分けるようにハケていく米光バンド。
  
同様に席から伸び上がって、パーカッションのお姉さんの顔をチェックしようとするまいの(笑)。
  
  
  おーっ、なんか異議があるらしい(笑)。
  
  
  
終演と同時に、さっさと会場を出て青山通りを渋谷方面に向かう我々。
  
打ち上げをしようと最初「魚民」に入るも、「満席」と適当に断られる。
  
で、別の店を探す。危険回避(←なんなんだよ^^;)。
  
そして結局、一行は渋谷の居酒屋へ。いろんな話をして盛り上がる。
  ディープス!(^-^)-
  
(1998/1/1)
  
 
  
 
  
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   Yagimai Wonderland!!
  
  Copyright (C) 1995-2010 nozomi osano All rights reserved.
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