■Yagimai Wonderland!!／ＴＰＤヒストリー
川村知砂 ディスコグラフィー

［川村知砂プロフィール］

『誓い』（ESDB3165／1990年11月1日）
  1. 誓い
  2. バッド・ディザイアー

1：詞曲／Linda Creed-Thom Bell　編／Thousand sketcheS　日本語詞／神野々子　編／T.Tashiro-MST　日本語詞／神野々子　2：詞曲／M.Farina-G.Crivellente　編／T.Tashiro-MST　日本語詞／浅田有理

川村知砂のデビューシングルは、スタイリスティックスのカヴァー。原曲は確かバラードである（と思う）が、ここではダンサブルなアップテンポ・ナンバーにリアレンジされている。『バッド・ディザイアー』は川村の定番ナンバーのひとつ。「BAD!」（HYU!）というのがライヴでのお約束であるが、これはわりと後期になって形成された習慣のように思う。Ａ、Ｂ両面とも、ピッチという点ではかなり不安。ＣＤとしての鑑賞には、ちょっと満足できるものではないかも。（1997/3/28）


『Chisa from Tokyo Performance Doll』（ESCB1385／1993年1月15日）

  1. Sunshine
  2. ペガサスの砂漠
  3. Shadow Dancer
  4. DO IT!!
  5. 誓い
  6. Airport
  7. 海岸線
  8. I CAN'T FALL IN LOVE
  9. バッド・ディザイアー
  10. 誓い［Ballad Version］

1：詞曲／in Voice　編／門倉聡　2：詞／原真弓　曲／清岡千穂　編／T.Tashiro-MST　3：詞曲偏／in Voice　4：詞／in Voice　曲編／T.Tashiro-MST　5：詞曲／Linda Creed-Thom Bell　編／Thousand sketcheS　日本語詞／神野々子　6：詞曲／広瀬隆　編／Thousand sketcheS　7：詞／大久保孝之　曲／藤木和人　編／Thousand sketcheS　8：詞／齋藤優子　曲／野田晴稔　編／門倉聡　9：詞曲／M.Farina-G.Crivellente　編／T.Tashiro-MST　日本語詞／浅田有理

川村知砂のファースト・ソロアルバム。ほぼ完全に黒系のダンス・ミュージックで固められており、川村の声質がざらついて艶がないため、全体としてややドライな印象を受ける。聴きどころは、やはり川村が持つ天性のリズム感か。『DO IT!!』のラップに代表されるような、天性の歯切れよい歌唱は魅力的。レコーディング時期によってボーカルの完成度が大きく違うのは、川村のボーカリストとしての成長ぶりを示すものとして興味深いが、どうせなら再レコーディングしてくれたほうが…と思ってみたりもする。（1997/3/28）


『GET ON IT』（ESDB3451／1994年2月2日）

  1. GET ON IT
  2. きっと愛はLady First

1,2：詞曲編／高橋誠

ファーストから莫大な時間が経過した、川村知砂の2ndシングル。両面とも高橋誠プロデュース、ダンス・フロアを感じさせる彼の個性が色濃く出た仕上がりとなっている。川村のボーカル的に言えば、かなり自然に力が入るようになった様子。『GET ON IT』のラップなど、何度聴いてもいい感じだと思う。『きっと愛はLady First』は、川村のソロというより木伏・関も含めたダンスチームの印象が強いかな？　何気にセクシーなvoiceが売りか（笑）。（1997/3/28）


『DANCE FOR YOUR FUTURE』（ESDB3484／1994年6月6日）

  1. DANCE FOR YOUR FUTURE
  2. 想い出の中へ

1：詞／高橋誠　曲／M.Farina-G.Crivellente　編／T.Tashiro-M.Kawaguchi-MST　2：詞／in Voice　曲／山口英次　編／T.Tashiro-M.Kawaguchi-MST

川村知砂の3rdシングルは、スマートさを意識したユーロ調ナンバー。やっぱり知砂には、こういう外人の曲のほうが合うと思う。メロディーの音符の少なさが、川村のシャープさを一層際立てた感じ。日本人的な泥臭さを感じさせないのがよい。対して『想い出の中へ』は、ぼんやりした空気を持ったバラードナンバー。音的に特筆すべきことはないが、変な思い入れがないことがかえって好結果を生んでいる。今後の川村の方向性を示したことで、意義深かった作品…過去形（笑）。（1997/3/28）


『夜空に響け！』（川村知砂+Les,TPD／ESDB3654／1996年4月21日）

  1. 夜空に響け！
  2. DAMAGE CONTROL
  3. 夜空に響け！［backing track］

1：詞／in Voice　曲／浅田直　編／in Voice　2：詞／森浩美　曲／ジョー・リノイエ　編／奈良部匠平

予告以来延び延びになっていた、川村知砂+Les,TPDのデビューシングル。曲の構成、イントロのピアノなんかも含めて、このころからはじまったレギュラー「アイドルオンステージ」でのテレビ映えを多分に意識した感じ。当時の流行にのっとって、やや70年代テイストも盛り込んだ仕上がりになっている（と思う）。３人のコンビネーションは抜群、歌詞カードにはライヴの告知なんかも見られるが、結局これが、この３人の最後となってしまったんだよなあ…（^^;。（1997/3/28）


『氷の世界』（ESDB3718／1996年10月21日）

  1. 氷の世界［single edit］
  2. DO IT!!
  3. 氷の世界［backing track］

1：詞曲／井上陽水　編／in Voice　2：詞／in Voice　曲／T.Tashiro-MST　編／in Voice

川村知砂久々のソロ名義でのシングルは、1970年代にヒットした井上陽水作品のカヴァー。「最先端のダンスミュージックにリアレンジ」とのことだが、もうひとつ流れてしまう印象。ちょっと言いたいことが伝わってこないかも。『DO IT!!』はライヴ・ヴァージョンにリアレンジ。ボーカルも録り直したということで、曲としての存在感が増した感じかな？　とりあえず、こんなに売ってないＣＤがあるのか！とカルチャーショックを受けたあたりが特筆か（笑）。（1997/3/28）


『WANNA DANCE?』（ESCB1793／1997年3月31日）

  1. Hyper, Sharp & Cool
  2. DO IT!!
  3. Airport
  4. 氷の世界
  5. 気持ちはING
  6. Play That Funky Music
  7. 誓い〜You Make Me Feel Brand New
  8. Don't Stop Me!
  9. 夜空に響け！
  10. ハリケーン
  11. Thanx for your future〜For all dreams from "in Voice"
    〜ダイヤモンドは傷つかない
    〜東京ハッカーズナイトグルーヴ
    〜Be Born
  12. 夢で逢いましょう
  13. TIME
    Snow & Loving Paradise［Bonus Track］

2：詞／in Voice　曲／MST-T.Tashiro　編／in Voice　3：詞曲／広瀬隆　編／in Voice　4：詞曲／井上陽水　編／in Voice　5：詞／及川眠子　曲／T.Kimura-Expence Boy　編／in Voice　6：詞曲／Bob Parissi　編／in Voice　日本語詞／in Voice　7：詞曲／Linda Creed-Thom Bell　編／in Voice　日本語詞／神野々子　8：詞／in Voice　曲／Happo & in Voice　編／in Voice　9：詞／in Voice　曲／浅田直　編／in Voice　10：詞／湯川れい子　曲／井上大輔　編／in Voice　11：（ダイヤモンドは傷つかない）詞／売野雅勇　曲／小室哲哉　編／in Voice　（東京ハッカーズナイトグルーヴ）詞／佐藤大　曲／CM-500JK　編／in Voice　（Be Born）詞／松井五郎　曲／羽田一郎　編／in Voice　12：詞／上西泰史　曲／チェンペ加藤　編／in Voice　13：詞曲／George O'Dowd,Jon Moss,Michael Craig,Roy Hay　編／in Voice　日本語詞／江藤孝子　Bonus Track：詞／藤林聖子　曲編／HAL

川村知砂３年ぶりのセカンドアルバムは、過去のライヴ音源を編集しなおした「ライヴ・ベスト」的内容。曲順もライヴを強く意識したものとなっており、なるほど聴いていると自然に体が動いてくる感じ。臨場感あふれるサウンドに、目を閉じればかつてのステージが甦る（;_;）。ブックレットでは懐かしの夏子と関の姿も拝めるが、Les,が消滅した今、このアルバムの位置づけがどうなっているのかが気になるところ。一部ファンの間では、「引退」という噂もあるらしい…まさかね（^^;。（1997/3/29）

Discography：
ＴＰＤ　TPD DASH!!　ユニット（ゴルビーズ　原宿ジェンヌ　ViVA!）
木原さとみ　米光美保　篠原涼子　川村知砂　市井由理　穴井夕子　八木田麻衣
東亜佐美　篠原リエ
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