Yagimai Wonderland!!/TPDヒストリー
内部ユニット ディスコグラフィー



『JUST LIKE MAGIC』(ゴルビーズ/ESDB3103/1990年5月21日)
  1. JUST LIKE MAGIC
  2. JUST LIKE MAGIC [オリジナル・オーディション・ミックス]

1:詞/Jaye Jaye,Yuri Asada 曲/Hideya Nakazaki 編/Takahiro Tashiro

ゴルビーズの名義でリリースされたものの、「TPDデビューシングル」として一般に扱われる一作。タネを明かせば、TPDが未だ構想だった段階で、その時点で契約のあった木原・篠原・川村の3人で手っ取り早くデビューを果たしたというものだったらしい。曲はカヴァーでオリジナルは「シティーハンター」のサントラに収録。草創期ながら木原のボーカルは既にある程度のレベルに達し、後に原宿ジェンヌとなる二人のコーラスもなかなか心地良い。後々ライヴの定番ともなる、TPDの歴史のような一曲。(2000/8/27)


『天使のささやき』(ゴルビーズ/ESDB3154/1990年10月1日)

  1. 天使のささやき
  2. 天使のささやき [オリジナル・オーディション・ミックス]

1:詞曲/K.Gamble&L.Huff 編/T.Tashiro-MST 日本語詞/神野々子

ゴルビーズの2枚目のシングルであるが、この名義での作品は早くもこれが最後。木原のメインと二人のコーラスの美しさを狙った作品だが、結果的に洋楽カバーの難しさを認識させられることになった。この後もTPDは洋楽のカバーを多く手がけることになるのだが、毎回同じようなジレンマに悩まされていた印象がある。まぁ翌年12月のソ連崩壊を前に、「ゴルビーズ」としてはいい潮時だったのか。(2000/8/27)


『純愛90'S』(原宿ジェンヌ/ESDB3138/1990年8月22日)

  1. 純愛90'S
  2. お熱いのはお好き?

1:詞曲編/in Voice 2:詞/松本隆 曲/穂口雄右 編/Thousand sketcheS

涼子、川村の二人のユニット、原宿ジェンヌのデビュー作。狙った方向は欧州の香りを持ったエレポップで、どちらを前に出すでもない「二人で一人」のニュートラルな世界。この作品自体はボイスレッスンも不十分で聴いていてハラハラするが、二人の急成長と共にユニットはTPDにおける大きな武器になる。音楽的な方向性も明らかなだけに、この後のメジャー展開を期待させた。(2000/8/27)


『千夜一夜』(原宿ジェンヌ/ESDB3210/1991年5月2日)

  1. 千夜一夜
  2. そっと…

1:詞曲編/in Voice 2:詞曲編/Thousand sketcheS

原宿ジェンヌのセカンドシングルで、彼女達の最高傑作とも呼ばれるもの。最低限まで音を省いたシンプルなエレポップで、それだけに左右に分かれた二人のハーモニーが爽やかに抜けてくる。涼子と川村の声質はある意味「一蓮托生」みたいなところがあって、プライベートでの付き合いも含め、二人の出会いはTPDにとって大きな「偶然」のひとつだった。(2000/8/27)


『黄・昏・蝶・々』(原宿ジェンヌ/ESDB3236/1991年8月23日)

  1. 黄・昏・蝶・々
  2. 褐色泥棒 Fall in love

1,2:詞/松井五郎 曲編/羽田一郎

原宿ジェンヌの3枚目にしてラストとなるシングル。作詞作曲はポップス界の大御所とも言える二人で、この後涼子のソロアルバムまで関わっていくことになる。TPD内部ユニットの中では「最も商業的」と言われた原宿ジェンヌであるが、デビューから1年にしてCDのリリースは終了。これもまた、各事務所の思惑が入り混じった、TPDの内部事情の賜物なのだろうか。(2000/8/27)


『BEGIN THE 綺麗』(UL-SAYS/ESDB3264/1991年10月25日)

  1. BEGIN THE 綺麗
  2. BEGIN THE 綺麗 [カラオケ]

1:詞/松井五郎 曲編/羽田一郎

劇場版アニメ「うる星やつら」の主題歌。曲調としてはありがちなヒットメーカーによるエレポップサウンドで、どちらかというと聴いていて恥ずかしくなる系だと思う(笑)。表ジャケも「うる星やつら」ということで作品として特筆することはないが、この3人のユニットでTPDとして初めて立った武道館のステージなど、メンバーがスターへの階段を上がり始めた記念碑として思い出深い1枚と言えるだろう。(1998/8/16)


『史上最大の誘惑』(ViVA!/ESDB3379/1993年4月21日)

  1. 史上最大の誘惑
  2. Girl Friend

1:詞/森雪之丞 曲編/テスタロッサ 2:詞曲編/in Voice

八木田麻衣ちゃんをリーダーに市井由理、穴井夕子のTPDに遅れて加入した3人によるユニットのデビュー曲。『史上最大の誘惑』は、ちょっとラテンが入ったセクシー・ポップナンバー。どことなく『ビバ・ケセ』っぽいな、と思って作曲者を見たら、やはりテスタロッサであったか(^^;。テスタロッサ氏は『涙のパラダイス』のドラムの印象が強いので、なんとなくいい感じがしない(^^;;。『Girl Friend』はin Voiceの王道的ポップナンバー。本来こちらがシングルA面となるはずだったのだが、やはりインパクト不足は否めない。個人的にはジャケ写がちょー好み。鳥の巣を頭に乗っけた三人がかわいいぞ(^_^)。


『ひらき直りも芸のうち』(ViVA!/ESDB3412/1993年8月21日)

  1. ひらき直りも芸のうち
  2. 浮気な恋ほど女を磨く

1:詞曲編/BANANA ICE 2:詞/IRIGA TAK & ViVA! 曲編/朝倉紀幸

市井由理、穴井夕子、八木田麻衣の3人によるユニットのセカンドシングル。『ひらき直りも芸のうち』はViVA!の3人の個性が出た、アイドル生活をひたすら嘆き続ける(?)芸能界風刺ラップ。「にがてなしけーん」でくずおれる麻衣ちゃんなど、まさに「くぅ」もの。『浮気な恋ほど女を磨く』は、朝倉紀幸によるヒップなナンバー。「浅倉」と誤植されているところに注目(笑)。作詞に「ViVA!」とクレジットされているが、まあ彼女らがどの部分を書いたのかは、もはや一目瞭然であろう。ジャケ写は…まあ裏ジャケから何かを感じ取ってくれ(笑)。


『気持ちはING』(Les,TPD/ESDB3572/1995年7月21日)

  1. 気持ちはING
  2. check my heart〜空が壊れないように〜
  3. 気持ちはING (backing track)

1:詞/及川眠子 曲編/T.Kimura(EXPENCE BOY) 2:詞/森浩美 曲/和泉一弥 編/奈良部匠平

当時は4人だった、Les,TPDのデビュー作。いかにも「日本人が作りました」という感じのユロビート・ナンバーで、狙った方向性はMAXやSPEEDだったのかもしれない。(って、時代はあってるか?) オケに「HYU!」などの合いの手(?)を入れ、ライヴでの盛り上がりを既定するような手法には賛否両論もあったが、とにもかくにも末期のライヴでの中心曲となった。川村、木伏、櫃割、関の実力は低くはないが、地味な4人なだけにこの時点でユニットの先行きに不安を感じたファンも少なくないはずだ。(2000/8/27)


Discography:
TPD TPD DASH!! ユニット(ゴルビーズ 原宿ジェンヌ ViVA!)
木原さとみ 米光美保 篠原涼子 川村知砂 市井由理 穴井夕子 八木田麻衣
東亜佐美 篠原リエ
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