Yagimai Wonderland!!/TPDヒストリー
市井由理 ディスコグラフィー

市井由理プロフィール

『恋して女みがいて』(ESDB3192/1991年2月21日)
  1. 恋して女みがいて
  2. ビバ! ケ・セラ・セラ

1:詞/伊東ひろみ 曲/竹内弘一 編/in Voice 2:詞/Monica 曲編/テスタロッサ

市井由理のデビューシングル。A面、カップリングともとびきり元気で能天気(^^;)なシンセ・ポップで、この後のTPD内における市井の、ある意味「超越」したキャラクターを決定づけた。ライヴにおいては「ソロ」とは無関係に場面転換で気分を変えたいところに挿入された感があり、とにかく「盛り上がる」ことを目的に演出上も重宝されていたらしい(笑)。市井独特の、鼻にかかったようなボーカルはこのころから。変わってないと言うべきか、成長してないと言うべきか(笑)。(1997/11/23)


『おちゃめなジュリエット』(ESDB3316/1992年7月8日)

  1. おちゃめなジュリエット
  2. Romanticに背のびして(八木田麻衣)

1,2:詞曲編/in Voice

メガネスーパーCMソングのカップリングで、「東京パフォーマンスドール(featuring 市井由理)」名義でリリースされたシングル。『おちゃめなジュリエット』は、市井が当時挑戦していたメロディーのあるラップ曲で、同時にViVA!3人の個性も色濃く出た作品。『Romanticに背のびして』は、八木田麻衣のソロ曲。タイアップの関係でジャケ写ではメンバーのメガネ姿が拝めるが、これがあまりにも似合ってない感じ(笑)。米光は年齢不詳だし、裏ジャケの知砂はアルフィーみたいに見えるゾ(^^;。(1997/11/23)


『Yuri from Tokyo Performance Doll』(ESCB1386/1993年1月15日)

  1. ビバ! ケ・セラセラ
  2. おちゃめなジュリエット [ROCK'N ROLL PARTY MIX]
  3. カチンときちゃう! [TEA PARTY MIX]
  4. 悲しきBOY
  5. 通り過ぎた風
  6. 恋して女みがいて
  7. レモンのKISS [LIKE I DO](ViVA!)
  8. イチゴの片想い (TONIGHT YOU BELONG TO ME) [STRAWBERRY SHAKE MIX](ViVA!)
  9. Oh! Mambo
  10. ビバ! ケ・セラセラ [MEGA VIVA! MIX]

1:詞/Monica 曲/テスタロッサ 編/テスタロッサ、T.Tashiro-MST 2,4:詞曲編/in Voice 3:詞/大久保孝之 曲/藤木和人 編/T.Tashiro-MST 5:詞/柚木美祐 曲/清岡千穂 編/Thousand sketcheS 6:詞/伊東ひろみ 曲/竹内弘一 編/in Voice 7:詞曲/Amilcare Ponchielli-Dick Manning 編/Thousand sketcheS 日本語詞/草野昌一 8:詞曲/Lee David-Billy Rose 編/Thousand sketcheS 日本語詞/大久保孝之 9:詞/Monica 曲編/テスタロッサ 10:詞/Monica 曲/テスタロッサ 編/テスタロッサ、Thousand sketcheS

「メンバー7人同時リリース」による、市井由理のファースト・ソロアルバム。もともと歌はそれほど上手でない市井だが、持ち前のキャラクターを活かしてアルバムの内容は華やかかつどこか切なげ。『カチンときちゃう!』などのラップ曲にミディアムテンポのバラード・ナンバー『通り過ぎた風』など、メリハリのある聴き心地は、10曲終わったあとでもっと先が聴きたくなる、市井由理初期の隠れた名作と言えるだろう。歌詞カードの真ん中あたりの由理の写真…けっこう寄せてません??(1997/11/23)


『Rainbow Skip』(ESDB3452/1994年2月2日)

  1. Rainbow Skip
  2. さよならの秘密

1:詞/菊地成孔+ハラミドリ 曲/ピアニカ前田+ASA-CHANG 編/ASA-CHANG+吉田智 2:詞/菊地成孔+ハラミドリ 曲編/ASA-CHANG+吉田智

これがようやく2枚目となる市井由理のソロシングルは、ASA-CHANGプロデュースによる極上のポップ・ナンバー。サウンドは凝ってるわりに整理されて耳当たりはあくまで軽やか、市井の何も考えていないようなボーカルがきれいに溶け込んでいる。一聴して頭の中に絵が広がる感じ、大サビの開放感がたまらない。一方『さよならの秘密』は、それよりはヒップな要素を前面に押し出した作品。サウンドとしてはおもしろいのだが、ファンの評判は概して悪し(笑)。ジャケ写>怖し(^^;。(1997/11/23)


『DA.YO.NE』(EAST END×YURI/ESDB3519/1994年8月21日)

  1. DA.YO.NE
  2. 素直に
  3. 素直に [version for boys]

1:詞/GAKU+MUMMY-D 曲/YOGGY 2:詞/GAKU 曲/ROCK TEE

EAST ENDとのコラボレーションによる第一弾シングル。「だよね」というフレーズが社会現象とまでなったヒップホップ・ナンバーであるが、市井的に言えば馴染みのないフィールドで肩肘張らずに伸び伸び作業したことが好結果につながった感じ、稚拙な部分は多々あるが、それを上回るほどの勢いがよい。1995年末には、このシングルを持ってNHK「紅白歌合戦」にも初出場を果たした。(1997/11/23)


『MAICCA まいっか』(EAST END×YURI/ESDB3537/1995年2月13日)

  1. MAICCA まいっか
  2. GROOVIN'
  3. MAICCA 〜backing track〜

1,2:詞/GAKU 曲/YOGGY

EAST END×YURIの2ndシングル。方向性はロング・セラーを記録した『DA.YO.NE』と同一の、いわゆる「コギャル+ラップ」の「コギャラップ」路線。前作と酷似した部分をかえって逆手に取る言葉扱いの巧みさで、リスナーに好印象を持って受け入れられた。以前に比べてのメジャー感の強さは、EAST END×YURIがブレイクした証明か。(1997/11/23)


『いい感じ やな感じ』(EAST END×YURI/ESDB3561/1995年4月21日)

  1. いい感じ やな感じ
  2. SO LONELY
  3. いい感じ やな感じ 〜backing track〜

1:詞/GAKU,YOGGY,YURI 曲/YOGGY 2:詞/GAKU+YOGGY 曲/YOGGY+PK

「二度あることは三度ある」的(?)な、EAST END×YURIの3rdシングル。『DA.YO.NE』『MAICCA』に続くキーワード『いい感じ やな感じ』は、市井由理の発案によるという話。作詞にも「YURI」が名を連ねており、市井のアーティスティックな感性が多少なりとも反映された作品となっている。全体として歯切れのいいラップは相変わらずなのだが、3作目ともなるとさすがに飽きられ気味か(笑)。(1997/11/23)


『denim-ed Soul 2』(EAST END×YURI/ESCB1590/1995年6月21日)

  1. いい感じ やな感じ
  2. MAICCA−まいっか−
  3. SO LONELY
  4. GROOVIN' [remix]
  5. Newcomer
  6. denim-ed soul
  7. GREEDY G
  8. GREEDY B
  9. Throw Ya Hands
  10. When we fall in love
  11. 何それ
  12. DA.YO.NE [album version]
  13. SO LONELY [instrumental]

1,5,11:詞/GAKU+YURI+YOGGY 曲/YOGGY 2,4:詞/GAKU+YOGGY 曲/YOGGY 3:詞/GAKU+YOGGY 曲/YOGGY+PK 6,8,9:詞/GAKU 曲/YOGGY 7:詞/GAKU+YURI 曲/YOGGY 10:詞/GAKU 曲/YOGGY+KAZUO ISHIJIMA 12:詞/GAKU+MUMMY-D 曲/YOGGY

EAST END×YURIメジャーレーベル初のアルバム。ヒットシングル3枚を擁する一見華やかな内容ながら、中盤を埋めるスローなナンバーや最後に挿入されたインスト曲のため、全体として思いのほか音楽的な印象に仕上がっている。メジャー受けしそうなラップ曲だけにこだわらなかったのは、EAST END×YURIのある種の主張とも取れよう。ヒップホップ特有の乾いたイメージの中で、市井の女性ボーカルはいいアクセント。ドライブのときのBGMには最適か。(1997/11/23)


『何それ』(EAST END×YURI/ESDB3600/1995年7月21日)

  1. 何それ [from denim-ed soul 2]
  2. When we fall in love
  3. 何それ [backing track]

1:詞/GAKU+YURI+YOGGY 曲/YOGGY 2:詞/GAKU 曲/YOGGY+KAZUO ISHIJIMA

EAST END×YURIの4thシングル。相変わらずのサイクルの短いCDリリースではあるが、これはネタがなくなったところにアルバムからのシングル・カットでお茶を濁した印象。「最後の切り札」を切ってしまった感もないでもない。内容的には、特筆すべきこともなし(笑)。(1997/11/23)


『ね』(EAST END×YURI/ESDB3626/1995年12月1日)

  1. ね [backing track]

1:詞/GAKU 曲/YOGGY

三菱パジェロCMソングとなった、EAST END×YURIの5thシングル。「ね」というキーワード自体は面白い着眼とは思うが、これまでメジャーシーンに受けてきた自由な発想や会話の妙がなく、言葉のリズムも悪いように感じる。「タイアップ」ということに縛られた格好で、やや不完全燃焼気味。(1997/11/23)


『日曜の朝の早起き』(EAST END×YURI/ESDB3679/1996年5月22日)

  1. 日曜の朝の早起き
  2. ホンネを言えば…
  3. 日曜の朝の早起き [backing track]

1:詞/GAKU 曲/YOGGY,KAZUO ISHIJIMA 2:詞/GAKU 曲/YOGGY

前作に続き三菱パジェロCMソングとなった、EAST END×YURIの6thシングル。内容的には初期の『DA.YO.NE』や『MAICCA』と同路線を狙った感じ、ただそれだけに、一時代を築いたEAST END×YURIの勢いの衰えを示した皮肉な結果になってしまった(と思う)。『ホンネを言えば…』など、リリースが2年前だったらそれなりに話題になったと思うが…。(1997/11/23)


『恋がしたかった』(ESDB3695/1996年7月21日)

  1. 恋がしたかった
  2. 雲のように
  3. 恋がしたかった [backing track]

1:詞/小泉今日子 曲編/朝本浩文 2:詞曲/小暮晋也 編/HICKSVILLE

久々にソロ名義に戻った、市井由理の通算3枚目のシングル。朝本浩文プロデュースによるこもった感じのサウンドに、クセのない切なげなメロディーの融合が繊細なバランス。小泉今日子が手がけた詞に、つぶやくような市井の鼻にかかったボーカルもよい。一方、『雲のように』はHICKSVILLEプロデュースによる、かつてのフォークのような匂いを感じさせるポップ・ナンバー。ジャケ写は大人になった市井のイメージであるが、スタイリングなど市井本人の意見も取り入れたという。(1997/11/23)


『JOYHOLIC』(ESCB1780/1996年8月21日)

  1. ピクニック・ラブ
  2. 恋がしたかった
  3. サイダービーチは柑橘系
  4. タイムマシン・ブレイカー
  5. さよならの秘密
  6. レインボー・スキップ [joyholic mix]
  7. そして甘いキッス -Then He Kissed Me-
  8. 双子の恋人
  9. 素敵なベイビー
  10. 雲のように
  11. 優しいトーン
  12. 眠れない夜に
  13. 恋がしたかった [BOOM BAP 1200 REMIX]
  14. さよならの秘密 [WILD WEST DUB]

1:詞曲/菊地成孔 編/朝本浩文 2:詞/小泉今日子 曲編/朝本浩文 3:詞/かせきさいだあ 曲/小暮晋也 編/HICKSVILLE 4:詞/菊地成孔 曲編/ASA-CHANG+朝本浩文 5:詞/菊地成孔+ハラミドリ 曲編/ASA-CHANG+吉田智 6:詞/菊地成孔+ハラミドリ 曲/ピアニカ前田+ASA-CHANG 編/ASA-CHANG+吉田智 7:詞曲/Ellie Greenwich+Jeff Barry+Phillip Spector 編/HICKSVILLE 日本語詞/中森泰弘 8:詞/菊地成孔 曲/ASA-CHANG 編/河合代介 9,10:詞曲/小暮晋也 編/HICKSVILLE 11:詞/小泉今日子 曲編/朝本浩文 12:詞/DR.CHEEK 曲編/ASA-CHANG+吉田智

EAST END×YURIのヒットのあおりでしばらく制作が宙に浮いていた、市井由理待望のソロアルバム。3年かかって完成させたというそのサウンドは、ヒップでありポップでありのバラエティに富んだ内容。日常の一コマを切り取るような欲張らない詞に、市井の溶け込みながらも染まらないボーカルも活き、独特のカラフルな世界を創り出している。ジャケ写では、まずそうにパスタを食べる市井(^^;。集中プロモーションで渋谷駅のホームにずらっとこのポスターが並び、電車を降りるたびにげんなりさせられたものであるが…(笑)。(1997/11/23)


『furniture』(ESCB1855/1997年11月21日)

  1. Bean Bear
  2. Pity Game
  3. 風吹く町で
  4. 秘密の場所

1:詞/市井由理 曲編/森俊二、杉本邦人 2,3:詞/市井由理 曲/大谷友介 編/LaB LIFe 4:詞/市井由理 曲/森俊二 編/森俊二、杉本邦人

市井由理の15ヶ月ぶりのリリースとなるマキシシングル。ロンドンレコーディングとなるその内容は、前作『JOYHOLIC』からさらにポイントを絞って納得いくまで煮込んだ感じ。市井自身が手がけた詞と耳元でつぶやくようなボーカルは、扉を開けて一歩市井の部屋に入ったような、適度なテンションとリラクセーションに溢れている。長らく「歌がヘタ」「日本語ラップ」という先入観に縛られていた感のある市井であるが、いよいよアーティスティックな才能が開花してきた印象。自分だけの「秘密の場所」は、ついに見つけることができたのか。(1997/11/25)


Discography:
TPD TPD DASH!! ユニットゴルビーズ 原宿ジェンヌ ViVA!
木原さとみ 米光美保 篠原涼子 川村知砂 市井由理 穴井夕子 八木田麻衣
東亜佐美 篠原リエ
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