Yagimai Wonderland!!/TPDヒストリー
米光美保 ディスコグラフィー

米光美保プロフィール

『予感』(ESDB3126/1990年7月21日)
  1. 予感
  2. LOVEが泣いてる

1:詞/松本一起 曲/和泉常寛 編/in Voice 2:詞曲編/in Voice

米光美保のデビューシングル。オーソドックスなポップスのメロディーに、ディレイを効かせたシンセ・ブラスが印象的な軽快なサウンドは、今の米光からすると逆に新鮮味さえ感じられておもしろい。イントロの頭にも聴かれるシンセ・ベースの付点のフレーズが、この曲における重要なモチーフ。ライヴヴァージョンに馴れていると、いつまでもボーカルが入らず「あれ?」などと思ったりもする(笑)。カップリングは一転して、マイナーのロック・ナンバー。米光の驚くべき表現力と、ジャケ写の若さが魅力(笑)。(1997/2/13)


『LAST KISS』(ESDB3176/1990年12月21日)

  1. LAST KISS
  2. 夜明けのハート

1,2:詞曲編/in Voice

米光美保の2ndシングルで、両面ともin Voiceお得意の16ビートのマイナー・ナンバー。サウンドとしては前作よりややローの厚みが増した感じで、イントロにも聞かれるディケイ系の音が、この曲のカラーを決めている。Aメロの押し殺すような雰囲気から、サビでの叫ぶような米光のボーカルもまた魅力的である。『夜明けのハート』は、TPDのライヴでもかなり定番だった曲。「You! 邪魔だよ」の部分の振りを覚えれば、日常生活にも応用可(笑)。(1997/2/22)


『あこがれMidnight Train』(ESDB3228/1991年7月6日)

  1. あこがれMidnight Train
  2. 街路樹の向こう側

1,2:詞曲編/in Voice

米光美保の3rdシングルは、三たびin Voice作品による16ビート・ダンスポップ。サウンドは完全にデビュー以来の米光の方向性であるが、バンド風のベースラインと間奏のギター・ソロにより、前2作に比べるとやや無機質でロック的な匂いも感じる。それにしてもサビに入るブラスのフレーズにしても音色にしても、in Voice作品は何気にTV主題歌的な印象があるのだが…。カップリングはバラードの『街路樹の向こう側』。「永遠」を唄う米光のボーカルに、アコギ風のアルペジオと水滴のSEが効いている。(1997/2/22)


『Miho from Tokyo Performance Doll』(ESCB1383/1993年1月15日)

  1. 夜空にくちづけ
  2. 雨の日 晴れの日
  3. FRIEND
  4. わがままジェラシー
  5. Don't Stop City Light
  6. LAST KISS
  7. Radio
  8. 夢〜Dream or Actual
  9. 街路樹の向こう側
  10. 夕なぎの手のひら

1〜4,6,9:詞曲編/in Voice 5:詞/in Voice 曲/島田直角 編/in Voice 7:詞/in Voice 曲/藤木和人,in Voice 編/in Voice 8:詞/in Voice 曲/岡さちよ 編/in Voice 10:詞/in Voice 曲/村松邦男 編/in Voice

米光美保のファースト・ソロアルバム。サウンドをin Voiceによるテクノ・ポップ系で固めたのは、米光の金属的な声質を考慮した結果と思われる。全体として耳当たりのよいサウンドに仕上げられているため、わりかし無難に聴けてしまうかもしれないが、世界観としては「明」と「暗」とが交錯したかなり複雑なもの。このアルバムに入りきれない米光の「何か」が、音の隙間から迫ってくるような感じがする。ちなみに、後に米光がこれを持って角松氏に挨拶に行ったところ、「こんな曲は誰でもつくれる」と言われたそう。うーむ(^^;;;。(1997/2/22)


『TRUE』(米光倶楽部/ESDB3363/1993年3月10日)

  1. TRUE
  2. TRUE [米光Fan Club Version]

1:詞/前田たかひろ 曲編/COZY

TPDのレギュラー番組「HYU HYU!」内にて結成された、米光美保・伊集院光・関根勤の3人によるユニット。お察しの通り「米米」のパロディであるが、こういうのはあんまり好きじゃないのでコメントなし。「HYU HYU!」自体いい番組じゃなかったし…。(1997/2/22)


『あなただけ感じて』(ESDB3449/1994年2月2日)

  1. あなただけ感じて
  2. 瞳の中の永遠

1:詞/門屋祐美 曲編/角松敏生 2:詞/加藤健 曲編/角松敏生

本格派シンガーへと脱皮するきっかけとなった、米光美保の4thシングル。これまで米光が唄ってきたダンス・ポップ系の曲と比べるとかなり異色であるが、角松敏生が手がけた重厚なサウンドに、ボーカルも妥協せず徹底的に仕上た感じで完成度は高い。詞的に言えば、頭の「知っていたのよ」の7文字で勝負あった感じ、曲全体にかぶさるぶ厚いコーラスなど、「TPD」から離れた一人のシンガー「米光美保」の存在を強烈に印象づけている。ライヴでステージと客席とが一体となって盛り上がれる数少ない(笑)ナンバーのひとつ。(1997/2/11)


『SUNDAY 6:00PM』(ESDB3488/1994年4月21日)

  1. SUNDAY 6:00PM
  2. 夕なぎの手のひら

1:詞/前田たかひろ 曲編/ボブ佐久間 2:詞/in Voice 曲/村松邦男 編/in Voice

米光美保5麻衣目のシングルは、テレ朝系「料理バンザイ!」のテーマソング。「ソロ」として売り出しつつもプロモ写真には『NEVER STOP』のものが使われていたりして、当時としてもかなり過渡期的な印象がしたものだ。曲は広がりのあるスロー・バラードで、詞も「宇宙の中の二人」といった感じでなかなかの佳作だと思うのだが、なぜかイメージがつかみきれずぼやけた感じがしてしまう。曲全体としてフックの部分に欠けるような気がするのだが…。(1997/5/24)


『Into the good time』(ESDB3511/1994年9月7日)

  1. Into the good time
  2. Sleepless Dreamer
  3. Into the good time [オリジナルカラオケ]

1:詞/門屋祐美 曲編/角松敏生 2:詞/井上秋緒 曲編/浅野祥之

TPD卒業1週間後にリリースされた、米光美保6麻衣目のシングル。「新しい朝」をイメージさせる爽やかな16ビート・ポップで、ストリングスを彷彿とさせる米光のコーラスと軽快なディストーション・ギターが、曲に彩りを添えている。めずらしくカラオケにも置いてあることが多いこの曲であるが、難しくてとても唄う気になれない(笑)。ジャケ写は、米光のほかのシングルと多少毛色が違う感じ。ソロとしての「旅立ち」の雰囲気が出ていて、「白」という色づかいが清々しい。(1997/5/25)


『風のPAVEMENT』(ESDB3538/1994年11月21日)

  1. 風のPAVEMENT
  2. SUNDAY 6:00PM [Album Version]
  3. 風の PAVEMENT [Instrumental]

1:詞/米光美保、井上秋緒 曲編/角松敏生 2:詞/前田たかひろ 曲/ボブ佐久間 編/ボブ佐久間、角松敏生

自らが「いちばん好きな曲」という、米光美保7麻衣目のシングル。曲としては、いかにも角松氏らしいデジタルとアナログの融合といった感じのバラードで、細かいフィルと効果的に入るシーケンスフレーズが独特の都会的な空気感を演出している。エンディングのバイオリン・ソロも、曲の世界を深める上で絶妙であろう。しかし当時はそうとも思わなかったのだが、今聴くとどことなくテンポが速い気がするのはなぜ…? やや小さく感じてしまうのが不思議である。(1997/5/24)


『From My Heart』(ESCB1520/1994年12月12日)

  1. Overture SUNDAY 6:00PM
  2. あなただけ感じて
  3. 海になりたい
  4. Sleepless Dreamer
  5. 瞳の中の永遠
  6. MOONLIT MERCY
  7. Reanimation
  8. Into the good time [EXTENDED REMIX TOKYO SPECIAL!!]
  9. 風のPAVEMENT
  10. SUNDAY 6:00PM [Album Version]
  11. Bless Myself
  12. あなただけ感じて [EXTENDED FULL POWER DIGITAL MIX]

1:詞/前田たかひろ 曲編/ボブ佐久間 2,3,6〜8:詞/門屋祐美 曲編/角松敏生 4:詞/井上秋緒 曲編/浅野祥之 5:詞/加藤健 曲編/角松敏生 9:詞/米光美保、井上秋緒 曲編/角松敏生 10:詞/前田たかひろ 曲/ボブ佐久間 編/ボブ佐久間、角松敏生 11:詞/井上秋緒 曲編/角松敏生

角松敏生がプロデュースを手がけた、米光美保TPD卒業後初のアルバム。さすが「本格派シンガー」を志向する米光とあって、TPD時代のアルバムと比べるとはるかに丁寧なつくり。どの曲もメロディーがよく、米光の透き通ったボーカルが効いている。全体として弦関係の印象が強く、中盤にやや倦怠感があるような気もするが、その中でシングル曲『Into the good time』がいいアクセントになっている。TPD時代の米光をイメージした者には多少物足りない面もあったかもしれないが、ソロ・シンガー米光のデビュー作としては、まずまずの好作であろう。(1997/5/25)


『Feel of you』(ESDB3617/1995年10月1日)

  1. Feel of you
  2. My Precious day
  3. Feel of you [Instrumental]

1:詞/AKIO INOUE 曲編/TOSHIKI KADOMATSU 2:詞/TATSURO KAWAKAMI,NOBUKO HOKARI 曲編/KEITARO TAKANAMI

前作『From My Heart』から次への橋渡しとなる、米光美保8麻衣目のシングル。内容的には米光お得意のバラードで、角松氏とのコンビにありがちないわゆる「まったり系」の代表曲(笑)。印象としては、わりと思い切ってサウンドを大きくとってきたなというあたり。しかし全体として流れてしまうことはなく、存在感のある仕上がりとなっている。とりあえず、これを聞くと「オーマイジャストフィット」(「ハトキャピ」ではなく)を思い出して胸が苦しくなるのは職業病か(笑)。「番組終了5分前」のイメージが頭から離れない。(1997/5/24)


『FOREVER』(ESCB1691/1995年10月21日)

  1. ナチュラル・フーズ
  2. LABYRINTH
  3. ILLUSION TOWN
  4. It's just a moment〜weariness〜
  5. 眠れない夜
  6. FALL IN LOVE, IT'S FOREVER
  7. YA-DA
  8. Feel of you [Album version]
  9. 恋は流星 SHOOTING STAR OF LOVE
  10. ひとりじゃないのよ

1:詞曲/土屋昌巳 編/角松敏生 2,8:詞/井上秋緒 曲編/角松敏生 3,4,6:詞/門屋祐美 曲編/角松敏生 5:詞/米光美保 曲編/角松敏生 7:詞/加藤健 曲/浅野祥之 編/浅野祥之、角松敏生 9:詞曲/吉田美奈子 編/角松敏生 10:詞/門屋祐美 曲/角松敏生 編/角松敏生、山田洋

前作に続き角松敏生プロデュースによる、米光美保ソロ2麻衣目のアルバム。曲数が10曲と抑えられていることもあり、全体としてかなりタイトな印象。前5曲+後5曲という構成も、アルバムの輪郭を明確にすることに貢献している。またアップテンポのナンバーが増えたことにより、かえって『Feel of you』といったバラード曲の存在感が増したのも大きな収穫。米光のボーカリストとしての表現力を、深めつつ広げることに成功している。『恋は流星』は吉田美奈子のカヴァーであるが、決してモノマネではない米光なりの解釈が新しい。(1997/5/25)


『It's just a moment/ひとりじゃないのよ』(ESDB3660/1996年2月21日)

  1. It's just a moment〜weariness〜
  2. ひとりじゃないのよ
  3. It's just a moment〜weariness〜 [オリジナル・カラオケ]
  4. ひとりじゃないのよ [オリジナルカラオケ]

1:詞/YUMI KADOYA 曲編/TOSHIKI KADOMATSU 2:詞/MIHO YONEMITSU 曲編/TOSHIKI KADOMATSU

アルバム『FOREVER』からのシングル・カットである、米光美保の9麻衣目。『ひとりじゃないのよ』は、「桂由美ブライダルハウス」CF曲。アコピのバッキングに、角松氏のデジタル的な感覚がミックスされた透明感のあるバラードである。対して『It's just a moment』は、よりによって私がアルバムの中でいちばん…な曲(笑)。いつかライヴで、間奏のラップをギターで代用したのがよかった。まあジャケ的にも『FOREVER』のときの写真だし、「コレクションに1麻衣」といったあたりのシングルか(笑)。(1997/5/24)


『恋人よ〜TO LOVE YOU MORE』(米光美保 featuring クライズラー&カンパニー/ESDB3674/1996年4月21日)

  1. 恋人よ〜TO LOVE YOU MORE
  2. LABYRINTH
  3. 恋人よ〜TO LOVE YOU MORE [オリジナル・カラオケ]

1:詞/Junior Miles 曲/David Foster 編/Yoshinobu Takeshita 日本語詞/Yoshiko Miura 2:詞/Akio Inoue 曲編/Toshiki Kadomatsu

米光美保10麻衣目のシングルは、セリーヌディオンによるミリオンセラー・ナンバーの日本語カヴァー。サウンドは原曲と同様クライズラー&カンパニーによって手がけられており、イントロでメロディーを奏でているソロ・バイオリンが、他のバラード曲とは一味違う高級感を醸し出している。しかしこのシングルで何より大きかったのは、米光自身「出会ってすべてが変わった」というように、この曲を自分のものにすることによって米光が得た計り知れない自信であろう。今後米光がシンガーとして活動していく上で、もしかしたら大きなターンニング・ポイントとなったかもしれない大切な1麻衣。(1997/2/11)


『No More Blue Christmas'』(ESDB3720/1996年11月1日)

  1. No More Blue Christmas'
  2. Field of Dreams
  3. No More Blue Christmas' [Original Karaoke]

1:詞曲/Michael Masser and Gerry Goffin 編/Yuji Toriyama 日本語詞/Yumi Yoshimoto 2:詞/Yukio Matsuo 曲/Caoli Cano 編/CHIBUN

米光美保の11thシングルは、ナタリーコールのカヴァー。内容的には『恋人よ』第二弾といった感じ、安心して聴けるかわりに、特に目新しいこともないというところかな? とはいうものの、やはり豊潤でありながらどこかスキのあるサウンドと米光のボーカルとの調和は絶妙。何度聴いても飽きが来ない名作と言える。カップリングはかの香織作品、こちらはSMAお得意のインサイダー作業といったところか(笑)。さわやかな16ビートと大きな音符で構成されたメロディーが心地よい。ジャケ写は好き系(笑)。(1997/5/24)


『トラベル』(ESDB3763/1997年5月21日)

  1. トラベル
  2. トラベル [doctor Y.S. mix]
  3. トラベル [backing track]

1:詞曲編/かの香織

かの香織プロデュースによる、米光美保の12thシングル。ボサノバ的な匂いを感じさせるミディアムテンポのポップナンバーで、世界観が身近になったこともあり入りやすい曲と言える。最近の米光にはなかったイメージ。まあちょっと、イージーリスニングに流れるきらいはあるかもしれないが。カップリングは、お約束のリミックス・ヴァージョン。リミックスの嫌いなところと言えば、やはりいたずらに長いこと(笑)。8小節あれば十分なところを、16だの32だのに引き延ばしてるんだもんなあ。なぜ?(1997/6/2)


『ミラクル』(ESDB3779/1997年7月21日)

  1. ミラクル
  2. Forever Yours
  3. ミラクル [backing track]

1:詞曲/柿原珠美 編/柿崎洋一郎 2:(Martells/Marvel/Roman)

米光美保の13thシングル。シンプルなエレピをバッキングにしたミディアム・テンポのバラード曲で、基本的なカラーは前作『トラベル』と同じ。イージーリスニングに流れるきらいがあるところも前作と同じであるが、その中で最後の転調はいいポイントになっていると思う。サウンドを削ってボーカルやコーラスで盛り上げるのは、最近の米光の芸風か。カップリングは、セリーヌディオンに曲を提供したこともある人が書いた曲(←よくわからない説明)。全編英語詞であることが、適度な緊張感と迫力を生んでいる。(97/7/20)


『涙の虹』(ESDB3785/1997年9月1日)

  1. 涙の虹
  2. ミラクル [live version]
  3. 涙の虹 [instrumental]

1:詞曲編/キハラ龍太郎 2:詞曲/柿原朱美 編/柿原洋一郎

米光美保の14thシングル。16ビートのゆったりとしたポップスで、極力シンプルに押さえたバッキングに、米光の透き通ったボーカルが抜けてくる感じ。大サビの開放感も気持ち良い。ただ米光のボーカル的に言えば、角松敏生プロデュースのころのほうが厳密だったように思う。カップリングはON AIR EASTでのライヴ録音。「オレも〜」とか「ラヴラヴ〜」とか入ってるのを期待した人、残念でした(^^;。全体として、最近の米光美保はドライブミュージックなのかな、と思わせる1枚。何となく『夕なぎの手のひら』を連想した。(1997/8/31)


『Better Than Travel』(ESCB1843/1997年10月22日)

  1. Field of Dreams
  2. あなたがいない未来で
  3. 隣にいてくれるだけで
  4. 恋人よ [Album mix]
  5. ミラクル
  6. Tomorrow
  7. 強くなれたら
  8. トラベル
  9. 地球の上で
  10. 絵葉書
  11. 涙の虹

1:詞/Yukio Matsuo 曲/Caoli Cano 編/CHiBUN 2:詞曲/Akemi Kakihara 編/Matsubara Ken 3,7:詞/Miho Yonemitsu 曲編/Ken Matsubara 4:詞/Junior Miles 曲/David Foster 編/Yoshinobu Takeshita 日本語詞/Yoshiko Miura 5,6:詞曲/Akemi Kakihara 編/Yoichiro Kakizaki 8:詞曲編/Caoli Cano 9:詞/Junko Kudo 曲/Ken Matsubara 編/Ryutaro Kihara 10:詞/Mutsumi Inoue 曲編/Hideya Nakazaki 11:詞曲編/Ryutaro Kihara

NYレコーディング曲を含む、米光美保2年ぶりの4thアルバム。前2作が角松敏生プロデュースによる「サウンド」で注目を集めたのに対し、今作では作家のテクニックは抑え気味、あくまでもシンプルなサウンドの上で米光の「声」が際立つ仕上がりとなっている。全体として、11曲のバラエティといいボーカルの深さといい、今の米光にはこれ以上ないほどの出来。このアルバムを限りに引退ってセンも可かもしれない(笑)。ただ、ボーカルを録り直したという『恋人よ』であるが、この1曲だけはアルバムの中に不用の感もしたのだが…。(1997/10/27)


『BE THE MAN』(ESDB3804/1997年11月21日)

  1. BE THE MAN
  2. 恋人よ〜TO LOVE YOU MORE [Album mix]
  3. BE THE MAN [BACKING TRACK]
  4. 恋人よ〜TO LOVE YOU MORE [BACKING TRACK]

1:詞/Junior Miles 曲/David Foster 編/柿崎洋一郎 日本語詞/湯川れい子 2:詞/Junior Miles 曲/David Foster 編/竹下欣伸 日本語詞/三浦徳子

短いサイクルでのリリースが続く、米光美保通算15枚目のシングル。ほぼ同時に発表されたセリーヌディオンの同名シングルのカヴァーということで、『恋人よ』に続いてさすがに手慣れた内容。ただ安心して聴けるかわりに新鮮味があまり感じられないというあたり、どう評価すればいいのだろうか。カップリングに再び入った『恋人よ』ともども、質が高いわりにあまり聴かなそうなシングル(笑)。ジャケ写の米光…こんなに外人ぽかったっけ? 「ピザま〜ん どうぞ」(違う)。(1997/11/25)


『Place in the Heart〜永遠の朝に〜』(ESDB3813/1998年1月21日)

  1. Place in the Heart〜永遠の朝に〜
  2. サヨナラはわかってる
  3. Place in the Heart〜永遠の朝に〜 [BACKING TRACK]

1,2:詞/米光美保 曲/大河明日香 編/柿崎洋一郎

米光美保16枚目のシングルは、TBS系「旅わくわく」エンディングテーマ。内容はというと、「出会えたことを感謝するような詞世界をドラマティックに歌」っている感じ(ぉぃ)。こういうこと書くと怖いんだけど、最近の米光のシングルって取り立てて「これ」ってものがないような気がする。ストリングスとピアノのバッキングにザラついた米光の声が生きた、情感のあるバラードだとは思うんだけど。カップリングも同じカラーのバラード曲、べつに「パオーン」とかは聞こえないぞ(^^;。(1998/2/17)


『オレンジe.p.』(ESCB1898/1998年8月1日)

  1. オレンジ
  2. カラフル
  3. オレンジ [remixed by LaB LIFe]

1,2:詞/Caoli Cano and Miho Yonemitsu 曲/Caoli Cano 編/Shin Kono 4:詞/Miho Yonemitsu 曲/Caoli Cano 編/Shin Kono

米光美保初のマキシシングル。かの香織プロデュースによる作風は、基本的に最近のシングルと同じカラーながら、今作ではさらにポップで鮮やかな夏らしい空気感に仕上がっている。かの香織に日記を渡してイメージしてもらったという詞は、ライトな肌触りながら聴くほどに共感深く、25歳の等身大の米光美保の心の中を覗いてしまったような、繊細で切なげな気持ちに襲われる。ブックレットでは、ぐっと大人っぽくセクシーになった米光の姿、胸はないが、オレ的には何の問題もない(ぉぃ)。(1998/8/10)


Discography:
TPD TPD DASH!! ユニットゴルビーズ 原宿ジェンヌ ViVA!
木原さとみ 米光美保 篠原涼子 川村知砂 市井由理 穴井夕子 八木田麻衣
東亜佐美 篠原リエ
Yagimai Wonderland!!Yagimai Wonderland!!
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