Yagimai Wonderland!!/TPDヒストリー
木原さとみ ディスコグラフィー

木原さとみプロフィール

『ブギウギ・ダンシング・シューズ』(ESDB3125/1990年8月1日)
  1. ブギウギ・ダンシング・シューズ
  2. ロコモーション(初代TPD)

1:詞曲/Mats Bijoerklund-Jorg Evers-Keith Forsey-Juergen S.Korduletsch 編/T.Tashiro-MST 日本語詞/神野々子 2:詞曲/Garry Goffin-Carol King 編/T.Tashiro-MST 日本語詞/齋藤優子

またの名を、「稲穂のブギシュー」(爆)。木原さとみのデビューシングルで、初期のTPDを語る上でははずすことのできないナンバー。芯の太い木原のボーカル、TPD名物とまでなったダンスなど、ファンにとっては思い出深いこの曲であるが、結局木原はこの印象だけで最後まで行ってしまった感がある(笑)。93年の武道館でも演奏されたが、そのときはやや広い空間を持て余し気味。小さ目のホールでの、タイトなステージがいいと思う。(1997/2/8)


『誘惑のブギー』(ESDB3182/1991年1月1日)

  1. 誘惑のブギー
  2. 愛のさざなみ

1:詞曲/Rolf Soja,Frank Dostal 編/T.Tashiro-MST 日本語詞/齋藤優子 2:詞曲/浜口庫之助 編/Thousand Sketches

前作に続きブギー路線を行く、木原さとみの2ndシングル。B級ディスコのカヴァーであるが、張りのある木原のボーカルがこの曲に雄大な世界を与えている。サウンド的には、初期のTPDにありがちなキラキラしたシンセ・サウンド。ベードラだけを聴いていると、『青空のハイウェイ』だぞ>MST(笑)。カップリングは、お馴染みの演歌(笑)。本来は、この曲が穴井のデビュー曲になる予定だったらしい。それもおもしろそうではあるが(笑)。(1997/2/8)


『NIGHT RAIN』(ESDB3242/1991年9月1日)

  1. NIGHT RAIN
  2. サヨナラにKissを

1:詞/工藤哲雄 曲/羽場仁志 編/山川恵津子,T.Tashiro-MST 2:詞/工藤哲雄 曲/立花瞳 編/山川恵津子

木原さとみの3rdシングル。『NIGHT RAIN』は、木原が最も唄いたいあたりであろうマイナーコードのロック・ナンバー。サウンド的には『銀色のシルエット』の流れか、ドラムの音づかいにMSTの個性が出ていると思う。対して『サヨナラにKissを』は、木原の張りのあるボーカルを生かしたバラード曲。さとPのこの系の曲にしてはかなりいい感じ(笑)。絵が見えてくる。山川恵津子氏のアレンジに「演歌」を感じてしまうのは、決して私だけではないはずだ(笑)。(1997/2/11)


『Satomi from Tokyo Performance Doll』(ESCB1382/1993年1月15日)

  1. In the Arm of Night
  2. 素顔のくちびる
  3. スキャンダルが終わる
  4. 風酒花伝
  5. Cheery Merry Kiss!
  6. NIGHT RAIN
  7. 19XX
  8. サヨナラにKissを
  9. 星屑のフリータイム
  10. もしも…の春

1,4:詞/沢村淳子 曲/沢村拓 編/山川恵津子 2,9:詞/工藤哲雄 曲/都志見隆 編/山川恵津子 3:詞/吉澤久美子 曲編/山川恵津子 5:詞曲/西脇唯 編/山川恵津子 6:詞/工藤哲雄 曲/羽場仁志 編/山川恵津子,T.Tashiro-MST 7:詞/帆刈伸子 曲/羽場仁志 編/山川恵津子 8:詞/工藤哲雄 曲/立花瞳 編/山川恵津子 10:詞/安藤芳彦 曲/TSUKASA 編/山川恵津子

木原さとみのファースト・ソロアルバム。TPD内では抜群の歌唱力を誇った彼女が、やや大人の香りのするポップスを聴かせる。サウンド、詞世界とも統一されていて、明確なコンセプトの下実に聴き応えのある内容となっているが、その中で西脇唯が手がけた『Cheery Merry Kiss!』が異色か。この1曲の存在によって、当時の木原の「21歳」という年齢の、微妙な心理状態が明らかになったような気がする。アルバム全体のサウンドは、日本のオーソドックスなポップスの手法で構築されている。『素顔のくちびる』は正真正銘の演歌。「船」と「海岸」は、ちょっとやりすぎだと思う(笑)。(1997/2/11)


『太陽はくやしがらない』(ESDB3448/1994年2月2日)

  1. 太陽はくやしがらない
  2. エモーションが予言した

1,2:詞/戸沢暢美 曲編/後藤次利

木原さとみ2年半ぶりの4thシングル。日本ポップス界の大御所(別名:大量生産の帝王^^;)後藤次利氏の作品であるが、もうひとつ唄い切れてない印象。ボーカルが抜けてこない気がする。曲は、両面ともいちばんありそうなマイナーのロック・ナンバー。TPD系の曲でこれだけしっかりしたギター・ソロが入っている曲もめずらしいと思う。しかし問題は、そのギター・サウンドと木原のボーカルが、根本的に混ざり合わないということ。全体として、やや散漫か。(1997/2/11)


『カーニヴァル』(ESDB3628/1995年10月21日)

  1. カーニヴァル
  2. カーニヴァル [remixed version]
  3. カーニヴァル [backing track]

1:詞曲/SVENSSON,PERSSON,SVENINGSSON 編/河野伸 日本語詞/真間稜

いまだ出した目的のはっきりしない(笑)、木原さとみの5thシングル。当時カーディガンズがヒットさせていたナンバーのカヴァーであるが、その前のアルバムにも収録されており、1000円という値段をえらく高く感じたファンも多かったであろう(笑)。ボーカルはまあ、ZZD(全然だめ)か。洋楽の日本語カヴァーはもともと困難なもの、木原にはやや荷が重過ぎた感がある。にしても、なぜ「リミックス・ヴァージョン」は、いつもいつも原曲より長くなるのだろう。(1997/2/11)


『金のトビラ』(サトミキハラ with ラジオハート/SRDL4173/1996年4月1日)

  1. 金のトビラ
  2. DE・SU・ZO
  3. 金のトビラ [オリジナル・カラオケ]

1:詞曲編/衛藤ヒロユキ 2:曲編/Jimina Hendrix

木原さとみをボーカルにフィーチャーしたユニットによる、劇場版アニメ「魔法陣グルグル」主題歌。これをはじめて聴いたとき、真っ先に「なつとく」を思い出した(笑)。サウンドは当時流行していたジャングルか。超高速のパーカッションが、さもありなんという感じである。そしてさとPのボーカル。うーん(^^;。これからアニメ方面へ旅立つさとP、お達者で、て感じだ(笑)。しかしこのシングル、予想外に売れたらしい。やはり衛藤ヒロユキか。(1997/2/11)


『Hey! La La』(ハイテクキネマ/ESCB1902/1998年8月21日)

  1. Hey! La La
  2. Well Well Well
  3. Cheep Sweet Honey Drop
  4. Roller Coaster

1,3,4:詞曲/佐藤芳也 2:詞/ハイテクキネマ 曲/杉山理

木原さとみほかYoshiya、Osamuの二人のギタリストによるデビュー作。「偶然性から生まれた」をキャッチコピーとするユニットで、なるほどLAレコーディングによるそのサウンドは、素朴な「遊び」に溢れていて楽しい。思ったほどアコースティック感も強くなく、オーソドックスなバンド・サウンドにアコギの音色が効果的にフィーチャーされた感じだ。木原のボーカルも以前ほど不安定でなく好感が持てるが、惜しむらくは彼女が目覚めるのが10年遅かったこと。化ける「可能性」の広がる年齢で、この内容を見せてほしかった。(1998/9/13)


Discography:
TPD TPD DASH!! ユニットゴルビーズ 原宿ジェンヌ ViVA!
木原さとみ 米光美保 篠原涼子 川村知砂 市井由理 穴井夕子 八木田麻衣
東亜佐美 篠原リエ
Yagimai Wonderland!!Yagimai Wonderland!!
Copyright (C) 1995-2010 nozomi osano All rights reserved.